50代の恋愛に訪れた「強制終了」。さよなら、2月。迷いの中の私。

夜の海辺で一人静かにスマホを見つめる女性のシルエット。冬から春への境界線、別れと自立を象徴するアイキャッチ画像。 のほほん、生きる
自分に酔っていた自分に気づき、一人で立つ決意をした夜。

笑えてくる。

1年ちょっと付き合った彼との別れ。

そして、新しく始まるかもしれなかったRとの1ヶ月。

どちらも、あまりにあっけなく「強制終了」の嵐が吹いた。

忙しすぎるだろ、私。

心の中で自分にツッコミを入れながら、どこか冷めた視線でスマホを見つめている。

Rはいい男だった。

思いやりがあって、男気があって、やんちゃな自由人で、優しくて。

昔の私なら、間違いなく「大好き」とすがって、繋ぎ止める理由を探していただろう。

でも、今はそれを言わない。

それは愛ではなく、ただの「自分への酔い」だと気がついたから。

娘の用事で予定が狂い、思うように進まないスケジュール。

重なる違和感。

これはきっと、宇宙が「そっちじゃないよ」と全力で私を止めているサインなのだと思う。

私には、もっと向き合うべき相手がいる。

もっと大切にすべき「自分の世界」がある。

最後、私から送った「ありがと」に対する、彼からの返信。

「さよなら」

一言、それだけだった。

これで、終わり。

正直、今は恐ろしく気分が落ちている。

文字を書き殴っていても、何かが解決するわけじゃない。

心にポッカリと空いた穴を、どう埋めていいのかもわからない。

けれど、これでいい。

収穫もあった。 前の彼は、私の急な予定変更も「いいよ」の一言で流した。

そこに怒りはなかったけれど、今思えば、私との約束に対する「執着」もなかったのだ。

Rは違った。予定が狂うことを残念がり、向き合おうとした。

「自分との約束を残念がってくれる」という形の愛があることを、彼は教えてくれた。

ずっと抱えていた小骨みたいな違和感を言語化できたのも、Rのおかげ。

短い間だったけれど、誠実に私と向き合ってくれようとして、ありがとう。 そして、さよなら。

誰にも依存せず、誰の彼女でもない、私だけの真っ白な世界に、私は強制的に連れ戻されたのだ。

今はまだ、凪のような穏やかさには程遠いけれど。

この痛みも、このあっけなさも、全部抱えて3月へ行こうと思う。

さよなら、2月。 そして、迷いの中の私。

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